青柳寛子 カリフォルニア州ライセンス助産師
みなさん、初めまして。
横浜で生まれ育ち、小さい頃に父の仕事で一年間ノースカロライナ州に住んでいました。高校と大学で一年ずつ留学し、日本で外資系IT企業に就職。結婚、長女を日本の病院で出産しました。母子別室、配偶者は出産に立ち会えない病院で無関心で冷たい産婦人科のお医者さんに担当されましたが20代で何も知らなかった私はどこかで違和感を感じつつもそのまま臨月を迎えました。39週の検診で内診された時に間違えて破水さえてしまったと医師から告げられそのまま入院。陣痛促進剤を使用した痛くて苦しいお産でした。内診はシフトの変わる看護師に何度もされ眩しいライトを当てられ、会陰切開、そして辛い体勢のまま分娩台の上、頼れる存在なしで孤独を感じながら出産をしました。今でも忘れられないのが分娩台で苦しんでいる時に担当医は看護師の方と私とは関係のない話を談笑しながらお産介助をしていたこと。私の体の感覚全てにおいて違和感を感じました。無事に長女が産まれたものの次に子供を産むときは絶対に何かしら別の方法で出産したいと心に決めていました。2005年に家族でアメリカに移住してすぐに長男を妊娠しました。たまたまプレスクールのママ友達が自宅出産のとことを教えてくれて「これだ!」と即決しました。助産師のケアで長男を自宅で水中出産、その3年後に再び次男を同じように自宅で家族に囲まれ幸せなを出産しました。2人とも痛みが強くなってから出産するまでに3時間ほどで産まれ、次男に関しては3950gという大きな赤ちゃんでしたが会陰も裂けることなくスルッと産まれてきました。自分の家で産んだことで長女が息子2人の出産に立ち会えたこと。主人が実際に産まれてくる赤ちゃんをキャッチしたとこ。産後はすぐに自分のベッドで母の作った美味しい温かい日本食を食べれたこと。慌ててどこかに行く事もなく生活の一部のような病院では味わうことのない静かで温かみのあるお産を経験しました。助産師さんからお産の間にたくさん勇気づけられ、自分で決めて自分で産んだと実感できるお産を経験したことで女性としてとてもエンパワーされました。そして3人の子供の子育てを経てもっとたくさんの人に自宅出産や自然出産の良さを伝え、お母さんたちをサポートしたいと思うようになりました。
42歳で助産学校に入学し2021年の4月にカリフォルニア州のメディカルボードよりライセンスを取得し助産師になりました。
受講トレーニング
Nizhoni Institute of Midwifery 助産師学校卒業
Neonatal Resuscitation Program® 新生児蘇生プログラム(2年毎に更新)
BIRTH EMERGENCY SKILLS TRAINING® 出産緊急時スキルトレーニング
International Placenta & Postpartum Association (IPPA) training 胎盤カプセルトレーニング
Spinning Babies® Breech Body Balancing by Nicole Morales スピニングベイビー講習
Postpartum Belly Binding by Tema Mercado 産後ケア講習
Vaginal herbal Steaming by Airalia Keime 会陰スティーミング講習
BreastfeedLA Certificated Lactation Education Specialist course 母乳指導講習
IBCLC (国際認定ラクテーションコンサルタント)取得に向けて勉強中